インフルエンサーのデザイン講座に30万円払って意地で元をとった話|note記事を更新しました

※この記事はnoteから引用しています。
2年ほど前、Instagramのフォロワーが数万人いるインフルエンサーのデザイナー養成講座を受けたことがあります。
30万円一括払い。
4か月で学んだのは、Adobe Illustratorの使い方がメイン。
正直、けっこう高い出費です。
結局デザイナーにはなれなかったけど、自分なりにもがいていたら、いつの間にかデザインの仕事以外で元が取れてました。
勢い余って契約してしまった失敗談と、支払った分を意地で取り返した私の話、聞いてください。
勢いで申し込んでしまった30万円の講座
講座に申し込んだのは2024年5月のこと。約半年の産休育休を終えて、フルタイム勤務に復帰した直後でした。
当時は中小企業診断士の資格も取ったばかり。何か副業をしたいと思って毎日インスタを眺めていたら、その時の自分にピッタリの言葉が目に留まりました。
「場所を選ばない働き方って、憧れませんか?」
「未経験でも、たった2か月でこんなデザインができちゃいます!」
「卒業した生徒さんは、人気デザイナーとして活躍しています!」
発信していたのは、人気インフルエンサーのデザイナーさん。
毎日投稿を見るうちに「自分も手に職をつけられるかもしれない」と錯覚してしまい、気づいたら30万円のデザイナー養成講座に申し込んでました。
4か月でデザイナーにはなれなかった
講座の中身はというと、Adobe Illustrator(イラレ)の使い方を中心に、ロゴやチラシ、LPなどのWebデザインの基本を教えるというもの。
最初は自分の名刺をつくったり、ロゴを考えたりして楽しかったんです。


デザイナーさんが自ら撮影した説明動画は確かに分かりやすかったけど、レッスンが進むにつれて説明がテキストのみになり、だんだん物足りなくなりました。
最後の方は「このLP(ランディングページ)を模写したら、次は実際に架空のLPをつくってみましょう!」って言われて、急に大海に放り出された気分に。
課題の添削をしてくれたのは、その講座の卒業生。いつもインスタで見ていたような「目からウロコの添削・アドバイス」は一度も受けられずに4か月が過ぎました。
このまま続けると追加料金がかかるし、ちょうど副業が忙しくなったこともあり、卒業できないまま4か月で受講を終了しました。
数十人いた同期の中には、自主課題も積極的にやって、グループチャットでも毎日発信して頑張っている方もいました(その方はいまでもデザインの仕事をしているようです)。
私に本気度が足りなかったこともあり、4か月でデザイナーにはなれませんでした。
「これで30万円か…」
と、やっぱり少し後悔しました。
30万円で手に入れたもの
それでも、この講座を受けたからこそ手に入れたものもあります。
特に良かったことは、
①デザインの基礎が身についたこと
②副業に活かせたこと
③SNSマーケティングのしくみを知ったこと
の3つです。
①デザインの基礎が身についた
講座を受けて、イラレは少し使えるようになりました。デザインの基礎知識も、まったく知らなかった頃と比べれば増えました。
自分で名刺やチラシをデザインできるようになって実際に役に立ったし、自信にもつながりました。
noteでもいくつか記事にしています。
(名刺、チラシのデザインの話はこちら▼)

②副業に活かせた
副業でPowerPointなどの資料を作成する際、ビジュアル面の整え方は、この講座で学んだことが役立っています。
例えば、「近接」「整列」「反復」「対比(コントラスト)」のデザイン4原則。
- 近接:情報を整理して、グループごとに要素をまとめる。
- 整列:要素の端や位置を揃える。
- 反復:色や見出しのスタイルをあわせて、繰り返す。
- 対比:優先順位をつけて、重要な部分を目立たせる。
資料をつくるとき、これが自然と意識できるようになりました。
Webデザイナーとしてではなく、中小企業診断士・コンサルタントとして仕事をいただくからこそ、少しデザインがわかることが付加価値になっている気がします。
この講座を受けてから、BtoBの提案資料やセミナー資料の設計・作成代行の仕事をいただくようになり、副業2年目で講座代30万円の元が取れました。

③SNSマーケティングのしくみを知った
いちばんの学びになったのは、インフルエンサーのマーケティング手法を知ったことかもしれません(笑)。
①デザイナー目線のお役立ちコンテンツをつくって、毎日インスタで発信する(1,000投稿以上)。
↓
②受講生のプロフィールや作品を紹介して、「私にもできる」と思わせる。
↓
③ターゲットのお悩み・心情に沿った丁寧なLPをつくって、共感した人だけをLINEに招待する。
↓
④さらにLINEでやり取りをして、「本気で講座を受けたい人」だけが申し込みできるしくみをつくる。
こうやって地道に活動を続けて積み上げた実績があるからこそ、いまでも私のようなお客さんが絶えないんだと思います。
もう一つ、あとから気づいたのは、そのデザイナーさんは「デザイン事業そのものより、スクール事業の方が稼いでいるのでは?」ということ。
デザイン制作は自分の時間の切り売りになってしまうけど、スクールであれば一度つくった教材や販売のしくみを繰り返し活用できるから、売り上げを伸ばしやすいはずです。
このデザイナーさんは顧客理解を徹底していて、SNSから講座の販売までつなげるしくみは「さすがだなー」と思ってしまいました。
元はとれたし、学びもあったから結果オーライ
デザインの仕事そのものを受注できなくても、デザインの知識は別の仕事に活かせる。
私の場合は、中小企業診断士としての専門性にデザインの視点が加わったことで、資料作成という仕事の付加価値につながりました。
また、インフルエンサーの発信や講座の販売方法を間近で見たことで、SNSマーケティングのしくみについても学ぶことができました。
何より、元がとれたので、結果オーライです!
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