2分で心をつかむ!士業向け自己紹介ワークショップのススメ|note記事を更新しました

※この記事はnoteから引用しています。
先日、中小企業診断士のコミュニティで「自己紹介ワークショップ」に参加しました。2分間で自己紹介をして、お互いにフィードバックしながらブラッシュアップするというものです。
士業の方は、お決まりの自己紹介文ができるといろんな場面で活用できますよね。今回はそのワークショップのやり方と私の原稿をご紹介します!
自己紹介ワークショップのやり方
ルールは簡単です。自己紹介をする相手を決めて、2分間で喋れる自己紹介文を各自で考えてきます。カンペOKで参加者が順番に発表し、お互いにフィードバックしながら軌道修正するというシンプルなものです。日にちをあけて繰り返し行うと見違えるように良くなるそうです(※私はまだ1回しか参加していません)。
2分間のボリュームはゆっくり喋って600字くらいです。私も最初600字の原稿を書いてみましたが、自分が自然に話せるペースだと650字くらいでぴったり2分だったので、文字数を増やして再構成しました。
ここから私の自己紹介文を2パターンご紹介します。1つはワークショップのテーマでもあった「診断士コミュニティ向け」、もう1つは「商工会セミナーの受講者さん向け」です。
【パターン1】 診断士コミュニティ向け自己紹介文
まずはパターン1から。対象は中小企業診断士(同業者)のコミュニティ参加者です。初対面ではなく、ある程度お互いのことを知っている人たちに対する自己紹介文だと思ってご覧ください。
■ 自己紹介文 ■
みなさんこんにちは。令和5年度合格、複業診断士の横田久子と申します。
本日は私・横田が持っている「3つの目線」を覚えてもらいたいと思います。
1つめは「小規模企業の目線」です。私は都内の製造業で営業を担当しています。従業員が20人しかいない企業なので、営業といってもHPの改訂や展示会の企画、補助金の申請までほぼ一人で対応します。おかげで補助金申請の大変さや、小規模企業が自力でどこまでできるのか実体験として語れます。また、同じくらいの規模のお客さんがどんな課題に直面しているのかよくわかります。
2つめは「お役所の目線」です。今の企業に転職する前は海外にある日本大使館で働いていました。公的機関なので何をするにも「決裁」の嵐で、自分が書いた書類が決裁中に一字一句修正されてまったく違う文章になっていくのを何度も経験しました。ここで鍛えられたおかげで、お役所が気に入りそうな文書の構成や言い回しのアドバイスができるようになりました。
3つめは「女性の目線」です。女性の診断士は全体の5%くらいしかいないので、女性ウケするものとか働くママが必要とするものとか、男性診断士には聞けないリアルな意見をお伝えできます。
以上、「小規模企業」「お役所」「女性」の3つの目線をご紹介しましたが、なんかプレゼンっぽいって思いませんでしたか?
そうなんです、実はみなさんのアイデアを整理してパワポにまとめるのがめっちゃ得意です。3つの目線が聞きたい、パワポ資料見てほしいって方いらしたら、ぜひ横田にご連絡ください。よろしくお願いします!
(654文字)
いかがでしょうか? これを読んでくださった方が “3つの目線” を言えるようになっていたら、私の狙いどおりです!!
もともとこの “目線” を紹介して終わる文章でしたが、「あと10秒ちょっと残ってるからまだ何か足せる」「プレゼン資料がうまいことをもっとアピールしたほうがいい」とのフィードバックをもらい、この形になりました。
【パターン2】 商工会セミナーの受講者さん向け自己紹介文
次に、商工会セミナーの受講者さんに対する自己紹介です。前回のnoteで商工会セミナーの講師を務めた話をお伝えしました。

このときはまだワークショップを受けていなかったので実際に喋った内容とは異なりますが、今ならこんな自己紹介にしたいな、という文章を考えてみました。
■ 自己紹介文 ■
皆さんこんにちは。本日のセミナーの講師を務めます、中小企業診断士の横田久子と申します。本日はたくさんの方にお集まりいただきとても嬉しいです。蓮田市在住の診断士として、蓮田の事業者さんと知り合えるのを楽しみにしていました。
セミナーの本題に入る前に自己紹介をさせてください。
私は蓮田市在住2年目、中小企業診断士としては1年目になります。プライベートでは1歳の娘がいる子育て中の主婦でもあります。診断士としては珍しく、都内の中小企業、それも従業員20名ほどの小さな製造業に勤めています。なので、皆さんと同じように日々の業務に追われながら補助金を申請する大変さを知っています。
かつては海外の日本大使館で調査員の仕事をしていました。その後、今の会社に転職してからは、営業とマーケティングを担当しています。実は、診断士の資格を取得する前に外部コンサルに頼らず自力で「ものづくり補助金」を3件申請して、全て採択された経験があります。大使館勤務の経験を活かして、難しい行政用語を分かりやすく「翻訳」する力があるおかげかな、と思っています。
昨年診断士に登録してからは、本業と並行して企業支援の活動を始めました。得意分野は、皆さんの頭の中にあるアイデアを整理して視覚化することです。本日のセミナーでは、自社分析・環境分析の方法や、補助金申請に役立つ情報をできるだけシンプルにお伝えしたいと思っています。
私自身も中小企業の社員ですので、皆さんと同じ目線でサポートしてまいります。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
(647文字)
いかがでしょうか? パターン1と同じ要素を入れながらも、まったく違う自己紹介文になっています。ちなみに当日は下のような自己紹介スライドを投影しました。

このスライドも、初校はもっとシンプルでした。

初めてのセミナーだったので診断士の先輩・同期5名にスライドのレビューをしてもらいました。そこで「もっと自己アピールしても良いのでは?」「複業診断士として登壇するなら、なぜ自分がこの話をするのか説得力のある文章にしたほうが良い」と言ってもらえたので大幅に改訂しました。
ワークショップではないですが、フィードバックをもらって改善する流れは同じです。
自己紹介ブラッシュアップのコツ
2パターンの自己紹介文を作って、自分なりにブラッシュアップのコツを次のように考えました。
● 自分のセールスポイントを絞る
● 専門用語は使わない
● 聞く人に合わせて内容を変える
● 他人に聞いてもらう
● 自己紹介はしっかり練習する
自己紹介ワークショップに参加して感じたのは「2分って思ったより長い」ことと、「他人の自己紹介で記憶に残るのはほんの一部」ということです。
2分あると自分のセールスポイントをいろいろ話せます。でも、たった数日前に知人の自己紹介を聞いたばかりなのに、今でも覚えている内容はキーワード2、3個分しかないです(私の記憶力の問題もありますが)。それよりも、話し方や自己紹介文の構成、さらにいうとその後の雑談の方が印象に残っています。
いろいろ言いたいことがあっても、セールスポイントを絞ってそれに関連した経歴や実績を話す方が記憶に残りやすいと思いました。
また、スライドがない場合は専門用語や数字を声だけで伝えるのが難しいと感じました。自分が聞き慣れない言葉を「つまり、〇〇です」とか「わかりやすく言うと、〇〇みたいなものです」って言い直してもらえると聞く側の負担が減ることも実感しました。
他人の自己紹介を集中して聞いたり、対象者・持ち時間に合わせて自分の自己紹介文を考える機会って今までなかったので、たくさんの発見がありました。
やっぱり誰かに実際に見てもらう・聞いてもらうのが改善に直結しますね。今回学んだことを活かして、これからも自己紹介を磨いていきたいと思います!
私のnoteでは、
中小企業診断士として
中小企業向けお役立ち情報・
診断士活動・コンサルのリアル
を発信しています。
興味のある方は以下のバナーから
ご覧ください。

